無保険車にぶつけられた!!どうなってしまうの!?|2020/10/22
みなさんこんにちは!
鹿児島市 紫原で交通事故のケガの治療、むち打ちの治療を頑張っております。
まつだ整骨院 院長の松田です。
今回は前回ブログ【無保険車による事故が多発!! ところで無保険車ってどのくらいいるの??】からの続きです。
鹿児島で18%近くいると言われる任意保険未加入車や、
1000台に3台位いると言われる完全無保険車(任意保険も自賠責保険も入っていない車)にぶつけられたとき、
補償などはどうなるの?
何か困ることは?
について書いてみようと思います(^^)/
まず始めに、
普通に自賠責にも任意保険にも入っている車にぶつけられた場合(相手の過失が100%の場合)は、
相手が加入する損保会社が全て対応しますので、被害者さん自身がすることはあまりありません。
・病院で診断書をもらって、警察署に人身傷害の届け出をする。
・相手損保から送られてきた「同意書」にサインして送り返す。
・相手損保から送られてきた「休業損害証明書」を職場に持って行って書いてもらう。
くらいの手間で済むでしょう。
これが【任意未加入車】だと、ぶつかってきた相手本人が責任を持って対応することになります。
車の修理の手配、修理代の支払い、治療費の立て替え、自賠責保険の手配などなど。
任意保険に入っていれば損保会社に任せておけたことを、本人がしないといけないわけです。
結構な手間なので、その手間が省けるだけでも任意保険に入っておく意義があると言えます。
さて、
責任感あってきちんとやってくれる相手だったら全く問題ないのですが、
現実はあまり何もしてくれない人が圧倒的多数です。(そもそもどうしていいか分からないのかも・・・)
相手が何もしてくれないと、被害者の負担が大きくなります。
・車の修理の手配は一から十まで自分でしないといけない。
・修理代をとりあえず立て替えないといけない。
・治療費もとりあえず立て替えないといけない。
・自賠責保険の手続きも自分で全部しないといけない。(書類を用意するところから)
などなど大変な目に(>_<)
しかし、
多くは自分が加入している任意保険の「人身傷害補償特約」や「無保険車傷害特約」などを使うことで、
自分の損保が代わりにやってくれるので、手間は少なくて済みます。
じゃあ自分が任意保険に入っていたら、相手が無保険でも安心かと言うとそうではありません。
相手が任意保険に入っていないことでいくつかの不利益を被る可能性が有ります。
例えば
・自分の車両保険を使うことで、保険の等級が下がって保険料が高くなる。
・自賠責範囲内の補償(治療費、休業損害、慰謝料など)がベースとなるので、十分な補償を受けれない。
など。
過失0で何も悪くないのに、相手が無保険であったばかりに、マイナスが発生すると言う悲劇(゚Д゚;)
しかも相手が「完全無保険車」(自賠責も入っていない)だと、(相手の自賠責保険に請求できないから)損保会社が全て手出しとなるので、
補償(治療費、休業損害、慰謝料)はさらに渋られます。
実際には、治療期間を短くされてしまうことが多くあります。(ケガが治ってなくても)
治療日数が少ないと、治療費、慰謝料、主婦(夫)の休業損害などが抑えられるからです。
相手の損保に渋られるのは分からないでもないですが、自分の損保にまで渋られてしまうと結構ショックを受けます(T_T)
元をただせば、ぶつかってきた無保険の相手が悪いのですが、自分の損保まで不信感を感じることにも・・・。
無保険車にぶつけられた事故は後足の悪い事故になりやすいです。
避けたいものです。
しかし、
ぶつかってくる人を選ぶことは出来ません。
完全無保険車にぶつけられる確率0.27%(千台中2.7台)。
鹿児島県におよそ3600台は完全無保険車が走っている現実。
運次第となります・・・。
【まとめ】
・無保険車にぶつけられても、自身が任意自動車保険(共済保険含む)に入っていればそれほど困ることはない。
・でも多少のマイナス要素がある。
・完全無保険車にぶつけられるとさらにマイナス要素が強くなる。
・無保険の人に限ってきちんと対応してくれないことが多い。(音信不通になることもしばしば)
・任意自動車保険加入ってすごく大切。
本日はこの辺で!
まさかまさかの無保険車との交通事故(T_T)
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