

足を組んだり、片方の肩にバッグをかけたり、デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいるなど、日常生活のクセや姿勢の習慣によって、骨盤は歪んでしまいます。
骨盤が前に傾くと、ぽっこりお腹や出っ尻になったり、反り腰になって腰痛が起きやすくなります。
反り腰は、腰周りの筋肉の張りが強くなって、腹筋がゆるんでいる状態で、お尻はたるんでしまい、太ももの前は固くなってしまいます。
また、骨盤が開いていると、内臓が下垂してお腹がぽっこりしたり、腸が圧迫されて便秘の原因になってしまいます。
骨盤の歪みによって血管やリンパが圧迫されることもあり、血行不良で冷え性になったり、代謝が下がってむくみやすく太りやすい体質になってしまいます。
最近の若い女性に多い、生理痛やPMS(月経前症候群)の症状も骨盤の歪みが原因のことが多いです。
昔と比べて食生活・生活スタイルが変化したことにより、現代の女性は体の機能が衰えてきています。その上、デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢をずっとしていることが多いため、骨盤が歪んで血行が悪くなり、循環機能が低下してしまい、子宮の過剰な収縮を招いて生理痛の原因になったり、ホルモンバランスの崩れが起こってPMS(月経前症候群)の原因の一つになってしまうのです。