シリーズ《骨盤矯正を受ける前に知っておきたいこと》その1「骨盤の構造」|2017/12/14
みなさんこんにちは!
鹿児島市 紫原 まつだ整骨院 寒いのが苦手な松田です。
今回からシリーズで骨盤矯正の事を書いてみようと思います。
第一回目は《骨盤の構造》についてです。
骨盤矯正って何をどうするのか?
を知しるうえで、骨盤の構造を知って頂けるとありがたいので、簡単に説明します(^^♪
骨盤は「寛骨(かんこつ)」という骨と、「仙骨(せんこつ)」という骨と「尾骨(びこつ)」という3つの骨で出来ています。
寛骨は左右にあります。
実は寛骨は「腸骨(ちょうこつ)」と「坐骨(ざこつ)」と「恥骨(ちこつ)」の3つの骨が合わさって出来た骨です。高校生になったくらいで完全にくっつきます。
仙骨は5個の「仙椎(せんつい)」がくっついて一つになったものです。
尾骨はシッポの名残です。
左右寛骨と仙骨は後ろ側(お尻側)で「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」という関節で繋がっています。
左右の寛骨は前側(お腹側)で「恥骨結合(ちこつけつごう)」で繋がっています。
上から見ると繋がった輪っかのようになっています。
この輪っかの中に大腸、膀胱、子宮などの大切な内臓が有り、骨盤に守られています。
以上が《骨盤の構造》です。なんとなくで良いので覚えておいて下さい(^o^)
!!!!!
突然ですが!!ここでクエスチョン!!
「骨盤の歪み」とは、先ほど説明した骨盤の構造の内、どこが歪むことを言うのでしょうか?
正解!
「仙腸関節」&「恥骨結合」
歪むとしたら関節部分ですよね。骨は硬いので曲がったりしませんから。
ところがです、
この「仙腸関節」と「恥骨結合」、歪むことは歪むのですが、実は≪ほとんど動かない関節≫なんです。
動くとしても数ミリ程度で、数センチとか動くことはありません。
なぜかと言うと、
骨盤は体の真ん中にあって、どっしりと安定していないといけないものなので、
グラグラしないよう頑丈な構造になっているからです。
だから、骨盤自体は目で見て分かるほど歪むことは、ありません。
でも、でも、自分で骨盤を見ると、数ミリどころか、すっごく歪んでみえる (T_T)
これは一体どういうことか?
このお話はまた次回。