<産後の歪み>だけでなく子育てのお悩みもご相談下さい。|2018/05/22
みなさんこんにちは、産後骨盤矯正担当の末吉です。
鹿児島市で産後の骨盤矯正ならまつだ整骨院にお任せ下さい。
今日は、子育てでお悩みの方にご紹介したい詩があります。
作者はエミリー・パール・キングズレイさんです。 ダウン症のある息子さんの母親として周りの方から「障害のあるお子さんを育てるってどんな感じ?」
ということを聞かれてどんな感じをわかるようにこんな話をせれます。
「オランダへようこそ」
赤ちゃんの誕生を待つまでの間は、まるで、素敵な旅行の計画を立てるみたい。例えば、旅先はイタリア。山ほどガイドブックを買いこみ、楽しい計画を立てる。
コロシアム、ミケランジェロのダビデ像、ベニスのゴンドラ。簡単なイタリア語も覚えるかもしれない。とてもワクワクします。
そして、何カ月も待ち望んだその日がついにやってきます。荷物を詰め込んで、いよいよ出発。数時間後、あなたを乗せた飛行機が着陸。
そして、「オランダへようこそ!」「オランダ!?」「オランダってどういうこと??私は、イタリア行の続きをし、イタリアにいるはずなのに。
ずっと、イタリアに行くことが夢だったのに」
でも、飛行計画は変更になり、飛行機はオランダに着陸したのです。あなたは、ここにいなくてはなりません。ここで大切なことは、飢えや病気だらけの、
怖くて汚れた嫌な場所に連れてこられたわけではないということ。ただ、ちょっと「違う場所」だっただけ。
だから、あなたは新しいガイドブックを買いに行かなくちゃ。それから、今まで知らなかった新しい言葉を覚えないとね。そうすればきっと、これまで会ったことのない人たちとの
新しい出会いがあるはず。ただ、ちょっと「違う場所」だっただけ。イタリアよりもゆったりと時間が流れ、イタリアのような華やかさはないかもしれない。でも、しばらくそこにいて、
呼吸を整えて、まわりを見渡してみると、オランダには風車があり、チューリップが咲き、レンブラントの絵画だってあることに気付くはず。
でも、周りの人たちは、イタリアに行ったり来たりしています。そして、そこで過ごす時間がどれだけ素晴らしいかを自慢するかもしれないのです。きっと、
あなたはこの先ずっと「私も、イタリアへ行くはずだった。そのつもりだったのに。」と、いうのでしょう。
心の痛みは決して、決して消えることはありません。 だって失った夢はあまりにも大きすぎるから。
でも、イタリアに行けなかったことをいつまでも嘆いていたら、オランダならではの素晴らしさ、オランダにこそある愛しいものを、心から楽しむことはないでしょう。
こちらの翻訳されたものは、公益財団法人日本ダウン症協会のホームページより引用させて頂いております。
私の次女がダウン症として生まれてきた時にこの詩を読ませていただきとても勇気づけられました。
当院の産後の骨盤矯正は身体だけではなく、子育てのお悩みなどもお話しください。