整形外科で「整骨院に通うことは認めない」「整骨院に通うならうちではもう診ない」と言われた・・・どうしよう?|2018/05/24
皆さんこんにちは!
鹿児島市 紫原にあります、
交通事故のケガの治療(ムチ打ち、捻挫、打撲)が得意な整骨院、
まつだ整骨院の松田です。
今回のブログは交通事故に遭ってケガをされた方が、整形外科を受診後、
訳あって整骨院に通いたい旨を整形外科の先生に伝えた時、
「整骨院に通うことは認めない」(転院を認めない)
「整骨院に通うならうちではもう診ない」(併用通院を許さない)
と言われた場合、どうしたらよいか?についてお話いたします。
え?整形外科でそんなこと言われるんですか?
と、交通事故に遭ったことのない方は思うでしょう。
しかし、交通事故のケガで整形外科に受診した方の多くがこのように言われた経験があります。
あるいは院内掲示物に書いてあったりもするそうです。
整骨院を営む私としては不当な妨げのように思えますし、「受診妨害だ!」と言いたくなることまあります。
がしかし、このように「転院を認めない」「併用を許可しない」にはきちんとした理由があるのも事実です。
いくつか簡単に説明します。
【理由①】 整骨院では扱えない症状だから。
整骨院で保険を使って施術できる症状は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・筋挫傷であることから、患者様がそれ以外の症状(切り傷、神経損傷など)を持っている場合は転院を許可出来ない場合があります。
【理由②】 整形外科と整骨院の治療方針、治療方法が著しく異なる。
整骨院の施術によって整形外科の治療効果が打ち消される恐れがあるような場合は「併用を許可しない」ことがあります。
【理由③】 後遺症診断書を書けない恐れががるため。
治療の甲斐なく後遺症が残ってしまった時、整形外科の先生は患者様から「後遺症診断書」の作成を求められる事が多々あります。
しかし途中ずっと整骨院に通っていて、最後だけ頼られても、途中の経過が分からないため後遺症診断書が書けない事があります。
なので、先々の事を考え整骨院への転院や併用を認めないこともあります。
主な理由はこの3でしょうか。
これらの理由であればまあ分かります。
ただし、実際はこれらの理由を詳しく説明せずに、「整骨院は認めない」とか「併用は許さない」と言われることが多いようで、
反対された患者様も理由を分かっておられず、私の説明を聞いて「ああそうなんだ」となることが多いです。
もし今後、皆様が整形外科で「整骨院は認めません」「整骨院との併用は許しません」と言われたときは、
先生に「その理由はなんですか?」と聞いてみてください。
上の3つのような説明があれば、後は皆様の判断にゆだねます。
言われた通り整形外科だけに通うもよし。
それでもあえて整骨院に転院するも自由です。(①の理由の時は難しいですが)
交通事故でおケガをされた方には、ご自身で医療機関を選んで通院する権利があります。
ただし「特に理由はない」とか「決まりだから」の一言で済まされたとしたら、それは単なる整骨院への受診妨害かもしれません。
その際は当院にご相談いただければと思います。
それから、「整骨院に通うならうちでは診ない」という診療拒否も、明確な理由がなければ出来ないと法律で定められていますので、実際のところは整骨院と併用していても診てもらえることがほとんどです。ご安心ください。
交通事故のケガで受診すると、通常とは違う対応をされることがあります。
よくわからない対応を受けて困った際は、鹿児島市 紫原 むち打ちの治療が得意な まつだ整骨院に気軽にご質問ください。
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