足首の捻挫などスポーツのケガにはアイシングが有効!という常識が今・・・。|2016/11/05
みなさんこんにちは!さわやかな土曜の午後、いかがお過ごしでしょうか!
今日のブログは、(私もですが)多くの方が知っている「ケガをしたらアイシング!」の常識が、近頃は変わって来たというお話し。
本題とは違いますが最初に【緊急注意報】!!
最近、交通事故でケガをされる方が増えてまいりました。
*当院に先月だけでも9人もおケガをされて来院されました(>_<)
事故が多い主な原因は日没時間が早くなったこと。
今頃だと夕方5時から6時あたりが危険な時間帯です。
お車の方は早めのライト点灯を。歩行者の方は明るい服装を心掛けたくださいね。
事故でケガをするといろいろ大変です。事故に遭わないよう気を付けましょう(^^)/
さて本題に入ります。
みなさんスポーツで捻挫や打撲をした時、氷水や氷嚢などで冷やしたことがありますよね?
冷やした方が痛みもおさまり、腫れも引き、早く治る!!
そのように誰からか教わり、当たり前に実践してきたことと思います。
↑↑↑こんなのに足をつっこんだりしましたよね?
私も学校の授業でケガをした時の最初の処置は『RICE(ライス)』が基本だと学びました。
ライスとは、
R=Rest(休む・安静)
I=Ice(冷やす)
C=Compression(包帯などで圧迫する)
E=Elevation(患部を心臓より高く上げる)
例えば足首の捻挫なら、極力患部を動かさないようにし、氷で冷やし、包帯を巻いて圧迫し、横になって足を高くして休む。
という、ケガの治療のセオリーみたいなものです。
しかし、最近この「RICE」のセオリーが変わりつつあります。
なんと!「RICE」考案者のドクター自らが「冷やすとケガの回復を遅らせる。私は間違っていた。」と言っているのです。
いまさらそんなことを・・・・って感じですが(>_<)
なぜ、冷やすと回復が遅れるかというと、
冷やすと、回復する過程で起こる炎症反応(痛めた所が赤くなり熱くなる)を押さえてしまうため、回復が遅れる。ということらしい。
確かに炎症反応はケガが治る過程で必ず起こる反応なのですが、
今までの常識では、炎症反応は痛みや腫れを強くするので、最小限に抑えた方が良いとの考えで、アイシングが推奨されていたのでした。
しかし今は逆で炎症反応大いに結構!早く治すためには炎症反応を早く起こした方が良い!とまで言われています。
では、炎症反応を早く起こすにはどうするか・・・?
血行を良くすることです。
なのでマッサージや電気治療なんかが有効です。
マッサージはケガをした場所の周辺の血液、リンパの流れを促進させるようなマッサージ。
電気治療は筋肉を収縮させるタイプの電気が良いようです。(低周波かハイボルテージ電流がよいかな?)
マッサージはコツがありますが、覚えてしまえばご自身で出来ると思います。
電気は・・・まつだ整骨院にご来院下さい(^-^;
ケガの治し方の常識は変わりつつありますが、目的によってはアイシングが必要な場合もありますよ。
(ケガの早期回復よりも鎮痛を優先させる場合など)
ケースバイケースで対応しないといけませんね。
捻挫、打撲、肉離れなどケガをした時はまつだ整骨院にご相談を。
詳しくはHPをご参考に→☆☆☆まつだ整骨院HPはコチラをクリック☆☆☆
最後に、
このブログを書いていて思い出しましたが、「若い人ほど筋肉痛が早く来る」と言われていますよね?
筋肉痛=炎症反応なので、筋肉痛が早く来る=炎症反応が早く来る=治りが早い=若い、となるわけですね。
なるほど、昔から言われていたことにも早く治すためのヒントが隠れていた訳ですね。
それでは今日はこの辺で(*´з`)