注目!!交通事故のケガで病院や整骨院に通う際、絶対に知っておきたい事。≪事故後なるべく早い段階でMRI撮影をしてもらおう≫|2017/01/31
みなさんこんばんは(*^^)v
今回は交通事故のケガで病院や整骨院に通う際、絶対に知っておきたい事の第2弾です!
【知っておきたい】
≪事故後なるべく早い段階でMRI撮影をしてもらおう≫
交通事故で首を痛めた(むち打ちになった)時など、整形外科でまず最初に行う画像検査はレントゲン撮影だと思います。
レントゲン検査で異常が見つからなければ「骨には異常は見当たりません」と言われます。
むち打ち症の患者様の多くが聞いたことのある言葉だと思います。
しかし、骨に異常が無かったからと言って「大丈夫」ということにはならず、痛みがある以上【骨以外の何か】を痛めているはずです。
当然首は骨だけで構成されているわけではありません。
骨以外に、皮膚、筋肉、関節包、靭帯、骨膜、硬膜、くも膜、抹消神経、脊髄神経、血管、リンパ管などなど、様々な組織で構成されています。
むち打ち症では骨以外の組織を痛める可能性も十分にあります。
そこで骨以外の原因を調べるためにMRI撮影が必要になります。(MRIはもちろん骨も調べることが出来ます)
【ここからが本題】
なぜMRI撮影までして骨以外の原因を突き止める必要があるのか?
一つは、原因がはっきりすることで治療方法が確立するからです。
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」的な治療よりは狙いを定めて治療した方が良いですもんね(^^)
そしてもう一つ。
交通事故のケガならではの事なのですが、
もしも治療の甲斐なく「後遺症」が残った時、【後遺障害等級認定】を目指すことになるのですが、
その際にMRIの画像に痛みの原因が写っていることが、有利な条件となるからです。
患者さんの「まだ痛みが残っているんだ!!」という証言のみではまず認定は下りません。
事故直後のMRI画像に原因が写っており、数か月治療した後の撮影画像にも原因が写っている(残存している)と、認定に大変有利な証拠となります。
「痛いけれど治療を続ければそのうち治るだろう」と楽観視していたものが数か月たっても治らず・・・。
保険での治療を打ち切られ・・・。
最後の望みが後遺障害等級認定になったとき、証拠画像が無いことから得られたはずの認定を逃してしまった・・・。
実際によくあることなのです(T_T)
先のことは誰にもわかりません。
転ばぬ先の杖で出来る限りMRI撮影をしてもらい【画像】を残しておきましょう。
≪豆知識≫
MRIにも種類があり、画像解像度に違いがあります。
原因を発見するには解像度が良い方が有利ですので解像度の高いMRIで検査してもらいたいですよね。
【3.0テスラMRI(3TMRI)】と呼ばれるものが解像度が高いと言われています。(詳しくは整形外科の先生にお聞きください)
それでは今回はこの辺で、第3弾もお楽しみに(*^^)v
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